2017年6月2日金曜日

今年は、雨がもうやってきた!




毎年、4月と5月は乾季最後でカラカラな上、暑さ真っ盛りの時期で、非常に厳しい季節なんですが、今年はすでにたくさんの雨が降っています。

雨季といっても、一日中雨が降っていることは少なく、朝や晩に1・2時間集中的に降って止むスコールなので、その時間に当たらなければあまり問題ありません。湿度が高くてムシムシしてはいますが、雨が降ると暑さが落ちついて涼しくなるし、空気もきれいになるので過ごしやすいです。

また、雨季には、夜の雨の音を聴きながらお家でゆっくりと過ごすのにもいい季節。ということで、最近ちょっと新しいことを。。。ラオスの伝統楽器ケーンを習うことにしました!

ケーンはとってもシンプルな作りの竹素材の楽器で、息を吸ったり吐いたりすることで鳴らします。音を出すこと自体は難しくありません。元々5音のものしかなかったようですが、今主流なのは7音のもの。今までにピアノを習ったことはありますが、全然ダメで続かなかったし、音痴なので音楽は聴くこと専門でしたが、何か楽器が弾けるようになりたいなぁ〜という憧れはずっとあり、この度チャレンジすることにしました。

楽譜のないケーン、音を耳で覚えなくてはいけないそうです。。。年々、記憶することが難しくなってきていて少々不安はありますが、ひとまず7音の指の配置を繰り返し覚えています。

写真は、ケーン作家のお宅で見せていただいた様々なケーン。時代に合わせて音域も少し広くなってきているそうで、最近はシャープ付きを作ってみたそうです。「今は7音が主流だけど、いつかこのケーンもたくさんの人に使ってもらえる日が来るかもしれない。」と嬉しそうに語っていました。