新婦のLeyとは、私がラオスに来たときからのお付き合い。最初に出会うきっかけはそんなに良いものではなかったけれど、今となってはラオスでできた大切な友人です。
ラオスの婚約の儀式を見たのははじめてだったけど、仲人のような人が二人にいろんな質問をしながらメモをとっていて、よくよく聞いてみると、二人の家族は何人で兄妹はいるのか、どこの出身か、さらには財産はどれくらいあるのか。。。等々かなり長い時間質問に答え、仲人の人はそれを全て紙に書き留めていました。
披露宴は夜だけど、朝から来てね。と伝統的な結婚式にもご招待いただいたので、伝統衣装のシンを履いて彼女の自宅へ行くと、親戚や友人たちが集まり、バーシーと言って、祭壇を囲みお経を唱えて幸運を願う儀式がまず行われました。
身を清めるという意味なのでしょうか、用意されていた葉っぱの上に上がり、ようやく新郎は祭壇の前へ。
私も、列に並んで、「お幸せに」と新郎に糸を結び、友人にも結ぼうとしたら、まっすぐな瞳で「 You are my best friend.」「ありがとう」と日本語で一言。とても晴れやかないい顔をしていました。
突然の不意打ちに、熱いものがこみ上げてきて、「いつもあなたの幸せを祈っています。今日はここに来ることができてとてもうれしい。」と伝えるだけで精一杯でした。
いろいろあったけど、彼女がいてくれなかったら今の私は存在しない。この感謝の気持ちを忘れずにいたいです。
どうか彼の大きな優しさの中でいつもでもお幸せにー!