2015年6月11日木曜日

雨乞いと雨季の到来

先日、念願のロケットフェスティバルに行ってきました。

4月の旧正月が明け乾季が終わる頃、雨乞いのお祭り、ロケットフェスティバルがビエンチャン郊外の村々で行われます。


昨年、このロケットフェスティバルを映画にした「The Roket」を観てから、ずっと行って観たかったお祭り。今年は帰国時期と重なったし無理かと思っていたら、チャンスが到来。行ってきました。

ビエンチャンから1時間半ほど行ったところにあるバン・ナーカー。ひたすら13号線をバンビエンに向かって走ったところにある村です。

早めに着きすぎたので、どんな感じかまず様子をみてみると、会場近くでは大小さまざまな手作りのロケットが作られていました。

こちらは、他のものよりも大きく特別なロケットのようで、水の神様ナーガの飾りがつけられて待機中。

まだ時間に余裕があったので、ごはんを食べたりのんびりと休憩していると、あちらこちらから手作りのロケットを車に積んでやってきて、田んぼの方へ運んでいきます。



私たちも様子を見に行くと、田んぼの真ん中に櫓が組まれ、そこからたくさんのロケットが空高く飛んでいました。

青空に、勢いよく打ち上がっていくのをひたすら皆で眺めていたのですが、大勢の人たちが集まりとてもにぎやか。



周りでは、アイスやドリンクを売る人たち、射的や瓶立てのゲームなど、懐かしい屋台も出て、子供たちが楽しそうでした。



ロケットを打ち上げる前にたくさんの火薬を詰めるのですが、その時にラオス人の大好きなビアラオという、ビールやジュースをロケットに掛けたり、作業をしている人たちの表情もとても真剣で、ただのお祭りではないんだなぁーと改めて実感。すっかり見入ってしまいました。

そしてこのお祭りあった日の夜、ロケットの効果なのか雨季の到来を示すたくさんの雨が降りました。そして、毎日朝か夜にスコールがはじまりました。

毎日暑くてカラカラだったけど、雨のおかげでずいぶん涼しくなりました〜。