2014年3月23日日曜日

完成


1日と半日かけて
30cm×180cmのストールが完成。

房の部分はまだですが、良いサイズのストールができました。
黄色いストールに、両端だけこげ茶の糸を使って織りました。巻くと
2色混ざって可愛いかなぁと思って。シルクの光沢はあれど、天然染色の糸を
使っているので、落ち着いた雰囲気。お気に入りです。

まっすぐに織るのに、なかなかコツがつかめず、ちょっと
ガタガタしてますが、まぁ自分が使うにはよしとしましょう。


そして、午後から次の作品にとりかかりました。
ラオスの伝統的な織り方、“縫い取り織り”です。

ラオスの織り機は日本で使っていたものと違って、とてもシンプルな構造。
どうやってあんな細かい模様を織っているのかと思っていたら、一目ずつ
こんな風に拾っていくのです。


そして、模様部分のシルクの糸を通して、また次のパターンを拾う。


そんな細かな作業を繰り返し、こんなパターンが織り上がりました。


一目ずつ数えていく作業がなかなか大変で、大きなパターンを織る
なんて、まだまだ先の話。
本当にラオスの織子には、頭が下がります。

ラオスには、縫い取り織り、浮き織り、マットミー(絣)と呼ばれる織物
があって、少し違うとは思うけど、後者は日本の織物にもあるので、
縫い取りと浮き織りは、すごく“ラオスの織物”という感じがします。

センターで染色と織りを学んでいる日本人の方が、ちょうど
マットミーに力を入れて勉強中と言っていたので、
私は根気づよく続けて、まずは縫い取り織りと浮き織りを
習得しようと心にきめました。

小さな30cmサイズのサンプルを作って、いろんな柄に
チャレンジする予定です。


相変わらずまだ織り機は来ませんが、綜絖は手に入れたので、
横糸を通す練習くらいはできるかな。
覚えたらすぐに繰り返し練習するのが、一番身について忘れないんだけど、
いつ来るのか本当に来るのかもわからないので、自分の
できる範囲で頑張ろうと思います。

無理矢理引き寄せた縁は、きっと何か無理が出るはずなので、自然の
ままに行こうかな。ラオスとは、良い縁で結ばれている気がします。
織り機とも良い縁で結ばれますように…☆