2020年10月14日水曜日

悲しいお知らせが届きました。

 2018年に出版した本。「ゆったり流れる旅時間 ラオスへ」の中には、ガイドブックとしてオススメの観光地、レストラン、ショップの掲載をしていますが、買ってくださった方が、ずっと手元に置きたいと思ってくださるような一冊にしたくて、さまざまな方へインタビューを行ない、少しでも深くラオスのことを知っていただけるような本にしました。

その中で、モン族と深く関わりのあるCama craftのマネージャーのEtさんにも、インタビューしています。彼は、ラオスのモン族がタイの難民キャンプに逃れている時代から関わってこられた方で、難民キャンプでは薬など医療面をサポートしていたことをお話ししくださいました。大きくは載せられませんでしたが、長期間に渡る難民生活の中で、「刺繍」が女性たちの心の支えだったになっていたことを知りました。

そのお話をしてくださったEtさんが、どうやらお亡くなりになったそうです。

SNSを通じて知ったのですが、5月にはメッセージのやり取りをしていただけに、突然すぎてびっくりしました。以前癌を患っていて、退院後はすっかり痩せてしまっていたけど、元気に冗談を言って笑っていたのに。。。


信じられなくて、本人とチャットを試みるも、何も返事がなく。やっぱり事実なんだと受け止めるしかなかったです。

Cama craftのメンバーにはまだ会えていなし、状況がイマイチ分かりませんが、お店にお邪魔できるのはもう少し先。。。もう一度会って冗談言いながら話したかったな。


私は、彼からいただいたさまざまなお話を、大切に伝えていきたいと思います。