2016年6月14日火曜日

モン族のお守り

先日、刺繍の商品を販売してるモン族の村出身の友人と、久しぶりに連絡を取りました。




彼女がまとめるモン族の女性たちは、オリジナルデザインのイヤリングやバック・ポーチなどの商品にシルクの糸を使って細かな刺繍をしています。刺繍には、モラという布を使った刺繍技法も使っているので、こんな小さなパーツによくそんな作業ができるなぁ、といつも感心してしまいます。


     (こちらは、他の村の写真ですが、モラ刺繍をしてるモン族の女性)



そんな彼女たちの刺繍技術を使って、なにか。。。とずっと思っていたのですが、ようやくアイディアが固まってきました。一度会ってできるかどうか聞いてみようと思い立ち、すぐ連絡すると、来週会おうということになりました。

久しぶりに再会して、一通りお互いの近況をあれこれ報告をし合いました。

そして、今回無理言ってチャレンジしてもらうのは、天然染色のシルク糸を使って、手織りの麻布にモン族の伝統模様を刺繍してもらうこと。

化学染色の糸も鮮やかで、それはそれでいいのですが、天然染色の優しい色合いと手織りの麻布がきっとぴったり合うと思います。さぁ、どんな商品になるのか楽しみです。

また、彼女とおしゃべりしていると、いつもモン族についていろんなお話してくれるので、ついつい聞き入ってしまって、いつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。



この日は、お守りの話を教えてくれました。

彼女の村では、子どもが生まれると、ハーブを入れたお守りを持たせる習わしがあるそうです。また、女性が子どもを授かりたい時にも、これと同じお守りを持つのだとか。最近、新しく商品化してみたそうで、こんな可愛らしいお守りを見せてくれました。香りを嗅いでみると、なんだか体に良さそうな匂い。。。

私も幸運を祈って、一つ購入させていただきました。

商品が出来上がったら、こちらでお知らせします。お楽しみに〜☆