そこにお休みをくっつけて、1週間ほどスウェーデンに行ってきました。
スウェーデンへは、タイからロシア経由で13時間ほど。ラオスとの気温差はなんと30度。できるだけ暖かい服を持って行ったけれど、朝晩は0〜10度ほどになるので、とても寒かったです。
ラオスに来る前に1ヶ月ほど滞在していたスウェーデン。到着した次の日は、早速3年ぶりの再会を果たすために友人に会ったり、北方民族博物館でスカンジビアに暮らす北方少数民族“サーメ”のクラフトを眺めたりと、ゆったりと過ごしました。
そして、次の日。今回の旅の目的その1、カペラゴーデンを訪問してきました。
また、アトリエも見せていただきました。久々に新しい感覚のものに触れ、新たなアイディアをもらいました。
初めて訪れた春のエーランド島は、小さな花々が咲いて美しかったし、思い掛けずチャリで海に行くチャンスももらえて嬉しかったです。
2日ほどの滞在だったけど、とても充実した時間でした。
エーランド島は、カルマルという街と橋で繋がっています。行きも帰りもカルマルからストックホルムまで長距離バスを使ったのですが、帰りに少し時間があったので、カルマルのバス停のすぐ近くに以前お世話になった刺繍の先生、Lenaがショップを持っているので、彼女にも一目会いたくてお店へ。
3年ぶりのLena。とびきり優しい笑顔で迎えてくれました。
ひとしきり近況を報告し合い、また来ることを約束して別れました。
その後、次の日からはじまる今回の旅のもっとも重要な目的、Pop-UPショップのためにストックホルムへ向かいました。
ストックホルムはいくつかの島に分かれていて、中央駅のある中心からもっとも遠いセーデルマルムにPUG-galleryという貸しギャラリーがあり、そこをイベントで2日間使わせていただきました。セーデルマルムは今回初めて訪れましたが、古いものと新しいものがいいバランスで混ざっている街でとても気に入りました。
今回のイベント、始まる前から何かとハプニングがあったのですが、ストックホルムにはフライヤーやポスターを置いてくださるところが全然ないことにはとても困りました。
ハンディクラフトショップやミュージアムにフライヤーを置く場所があるのですが、置かせていただけないか頼んでみるもののどこもダメと断られて宣伝があまりできませんでした。
幸いギャラリーには大きなウィンドウがあり、そこに存在感のあるタイルー族の布を掛けたことで、たくさんの人が足を止めてくれました。
ただ、ストックホルムの文化としてJust lookingということはないんですね。長い時間足を止め、ウィンドウに並べた商品を見てくれるのに、お店の中へ足を踏み入れてもらうことはとても難しかったです。
私としては、中に入ってもらって、村のことやどういう風に作られているのかなど、知ってもらえるだけでも嬉しいですし、スウェーデン人の反応が見たかったのですが、お店に入ったら必ず買うという文化があるようで、お店に入って来てくれる人が思ったよりも少なかったのはとても残念でした。
何事も経験だと思ってやってみて、宣伝が出来なかった割には通りすがりの方が立ち寄って、丁寧に一点一点商品をみていただけたのはとてもよかったと思います。
ぜひ次の機会も作りたいですし、今回の問題点を生かして次回はもっと良いイベントにしたいと思います。
滞在一週間しかない中、たくさんの場所には行けなかったけれど、友人にも会えていろんなアイディアや意見ももらって、ポップアップショップもでき、いいお正月休みとなりました。お世話になった皆さん、ありがとうございました。
See you soon, Sweden!